ひと味違うデイリースタイルなら、
基本はシンプル、細部はカラフルに。
日常のちょっとした外出や子供を連れてふらっと公園へ、そんなデイリーシーンではキメ過ぎないベーシックな組み合わせを楽しみたいところ。スエット×イージーパンツのラフなスタイリングなのに、どこかモダンな空気感を感じるのは、随所に散りばめた色とりどりのカラーアイテムのおかげ。差し色を使うときは、ついつい同系色になりがちだけど、トーンさえ揃っていれば色はバラバラでも大丈夫。スエットのオレンジ、バッグのブルー、スニーカーのソールのグリーンやイエロー。色は全然違うけれど、同じビビッドなトーンで揃えているので、ガチャガチャした印象はなく、都会的な印象にも仕上げられる。
バッグは、ビビッドなターコイズカラーの232をセレクト。洋服が落ち着いた色味なら、遊び心のあるカラーのボストンも抵抗なく取り入れられそう。ちょっと雰囲気を変えるなら、ボトムをナイロンのショーツにするのもおすすめ。きっとヘルシーなUS感を漂わせられるはずだ。
ビジネススタイルのジャケパンは、
ポロシャツやデニム、デイパックで程よく崩す。
ちょっとした打ち合わせのような、きちんと感は出したいけれど、かしこまりすぎるのはちょっと違う。そんなビジネスシーンの定番といえばジャケパンスタイル。いわゆる“ジャケパン”にひと癖加えたいときにおすすめなのが、デニムやポロシャツ、デイパックなど随所で少しずつ崩していくスタイリング。
“少しずつ崩す”の塩梅は、例えばインナーはパリッとしたシャツではなく、ポロシャツをチョイス。でも色は落ち着いたグレーに。デニムはブルーで、ダメージやデザイン性がないレギュラー感のあるきれいものに。外しすぎず、でも型にはまりすぎない、絶妙なラインを攻めるのが小洒落感の秘訣だ。
そんな「ちょい崩し」にもってこいのアイテムが、アウトドア由来のデイパック。定番の452Uはカチッとし過ぎるブラックではなく、敢えて絶妙カラーのグレーに。ちょっと雰囲気を変えるなら、パンツをオリーブの軍パンにしても◎。オリーブの色味は落ち着いているので、ルーズなシルエットになってもきれいにまとめられる。
マンネリ化しがちなアウトドアスタイルには、
カラーやデザイン性でちょっとした遊び心を。
キャンプをはじめアウトドアシーンの定番といえば、フード付きのマウンテンパーカやナイロンショーツのようなアイテム。そこに敢えてフードなしのパーカを選ぶことでミニマルにまとめたり、アウトドアのカテゴリーからちょっと外れたパンツを合わせたりすることで、ぐっとこなれ感が出てくる。
今回は、ボトムにパジャマ感覚でも着られるルーズなストライプ柄のパンツをチョイス。リラックス感ときれいめな雰囲気を兼ね備えたパンツが、マンネリしがちなアウトドアスタイルに程よいひと癖を加えてくれる。遊び心といえば、足元の柄×柄×柄の組み合わせも絶妙。服全体をパープルやブルーの近い色味に揃えることで、パンツ、ソックス、シューズと柄物が続いても違和感がない。
ハイテク素材のアウターの存在感が強いので、バッグは馴染みやすいベージュの4053Tで。大きめのサイズ感だからざっくり背負えて、荷物のかさばるアウトドアシーンでも安心。ちょっと雰囲気を変えるなら、足元をマウンテンブーツにして、アウトドアムードをより高めてみても。
機能性とデザインの秀逸さを兼ね備えた<アウトドアプロダクツ>のバッグをプラスして、いつものコーディネートをお手軽にアップデートしてみては。