3 DAYS SNAP
MICHELLE
BÉBÉ Executive Director
気になるあのコのバッグと服。
BÉBÉ エグゼクティブディレクターMICHELLE編
連載企画「3DAYS SNAP」第4弾目は、
ファッションディレクターやモデル、
インフルエンサーとして活躍する
MICHELLEさんが登場。
<アウトドアプロダクツ>定番シリーズの
デイパックとロールボストンを用いて、
シーン別3スタイルを提案してもらいました。
独自のセンスが光る彼女ならではの
スタイリング術は必見。
PROFILE
MICHELLEミシェル
「BEAMS」スタッフとして4年間勤務した後に、友人とヴィンテージショップ「Blanche Market」を立ち上げる。その後独立し、現在は古着をメインにリメイクした「BÉBÉ」を展開しブランドを通して環境問題についても発信を行っている。
Instagram:@michellevitamin
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デートでも断然パンツ派。
ピンクニットにグリーンのミニボストンで
色遊びを楽しむ。SNSで多くのフォロワーから支持を集めるインフルエンサーでもあるMICHELLEさん。キュートでおしゃれなのに飾らないリアルな表情や日常が魅力だ。普段のファッションは古着を取り入れるのが基本スタイル。「ワンシーズンだけしか着られない新しいものを購入するよりも、ずっと大事に着られるものを買って何年も着続けるようにしています。自分のブランドのお客さんにも『本当に何年も着られそうだったら買ってね』と言っているんです」。彼女の古着愛は、ただ“かわいいから”とか“好きだから”というわけではなく、ファッションで実践できるひとつの“エコ”でもある。
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古着以外のMICHELLE流スタイリングルールは、ズバリ「カラー」。必ずと言っていいほど着こなしのどこかに「色」を取り入れているそう。「今の気分だとピンクとグリーン」という言葉通り、デートスタイルは鮮やかなピンクのニットにグリーンのロールボストンを合わせた。「基本的にパンツスタイルが圧倒的に多いです。なのでデートだからと言ってスカートやワンピースはほとんど着ません」と言い切るMICHELLEさん。とはいえボーイッシュ、カジュアルになりすぎないよう、少し甘さのあるフラッフィーなニットにグレーのスラックス、ビットコインローファーを合わせて程よい“おめかし感”を演出。仕上げに被ったキャスケットが、ちょうどいい“外し”のアクセントに。「ピンクとのコントラストがかわいいと思ってグリーンのミニボストンを選びました。サイズ感もこれくらいコンパクトなのがデートにはぴったり」。
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古着のスーツでかっちり仕事モード。
バックパック&スニーカーで
ドレスダウンさせるのが決め手。仕事で古着の買い付けにヨーロッパを訪れることが多いMICHELLEさん。「このネイビーのスーツもヨーロッパで購入した古着です。こういうかっちりしたアイテムも好きで結構持っているんです」。セットアップのインナーには古着のブラウスに「ACNE」のニットベストをレイヤード。「インナーはTシャツでもいいと思ったけど、まだ寒いのと春らしい色味を取り入れたくてイエローグリーンのニットに。そこに真っ赤なバックパックをセレクトしました」。
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日常的に自転車を活用していて、仕事の移動も例外ではないというMICHELLEさんには、両手の空くバックパックやショルダーバッグが最適。「リュックが好きで、普段からよく使っています。仕事の時のバッグの中身はノートPC、iPad、ノート、筆記用具がマストアイテム。これくらいの容量のバッグがちょうどよく使いやすいですね」。ブラックではなく赤を選ぶあたりがMICHELLEさんらしい色使いが映えるスタイリングのカギ。足元はお気に入りのスニーカーで外すことも忘れずに。また、シルバーとゴールドがバランスよくMIXされたアクセサリー使いも見逃せないポイント。
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スポーティーすぎない
アウトドアスタイルに
ブルーの超ビッグボストンで
実用性とインパクトを。学生時代は陸上部に所属していて、今でも定期的にランニングをしているという体育会系なMICHELLEさん。「昔から運動が好きで、ランニングをするようになって3年目くらいですね。休日は自然が豊かなところへ出かけることが多いです。川や海、温泉やサウナなどに行きます」。そんなアクティブな彼女のアウトドアスタイルは、黒のオールインワンにカラフルなマルチストライプ柄のシャツを合わせた“いかにもアウトドア”感を抑えた洒落感スタイリング。「古着のストライプシャツに合わせた黒のつなぎは楽チンなのと、オーバーサイズだから中にも着込めるのがポイント。寒かったら上からアウターを重ねます」。
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カジュアルな街着としても通用するこのスタイリングに取り入れたバッグは、ビッグサイズのロールボストン。「シャツの柄に入っているブルーから拾って、同色のボストンを選びました。このブルーの色味、絶妙でかわいい! 公園に行く時なんかにも良さそうですね。お弁当や水筒、フリスビーやボール、レジャーシートなど色々持って行きたくなっちゃうんです(笑)。キャンプだったら自立して置きやすいトートバッグも、汚れるのを気にせずに使えそうでいいですね」。
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今回着用してもらった定番プロダクツのバックパックとロールボストンについて、豊富なカラーとサイズ展開に驚いていたMICHELLEさん。「<アウトドアプロダクツ>は、小さい頃からずっとあるブランドというイメージ。実際ボストンやバックパックを持っていた友達がいましたし。ずっと長く愛されているからこそ今でもブランドとしてあり続けるんだろうと思うし、大人になった今は学生時代とはまた違った使い方ができるのも楽しいですね」。彼女自身がアウトドア好きということもあり、バックパックもロールボストンもリアルに使えると実感してもらえたようだ。
大好きなファッションを通して環境問題についても自ら学び、発信しようとする姿勢がとても印象的なMICHELLEさん。「ものを作り出したり販売することは地球にとっては良くないこと。だから新たに大量生産するのではなく、古着をリメイクしたりアップデートさせたものを提案していきたいです。今はまだ模索中ですが、洋服を着飾る楽しみを古着を通して伝えていきたいですね」。
OTHER FEATURES